純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
今日は少し丸太の事を書いてみようと思います。
上の写真の大きな丸太、何の木か分かりますか?
正解は左側が杉で、右側が松です。
杉は中心の赤い部分(赤身-あかみ)と外側の白い部分(白太-しらた)が
はっきりとしています。杉は割と分かりやすいです。
一方松の方は分かりにくいですね。(全部白太じゃありませんよ。)
ではでは、ヒノキはどうかというとこんな感じ。
ちょっと赤身がかったような感じ。それでも中には白太と赤身の違いが
分からない様なものもありますね。
市場で丸太を購入する時は木全体をみたり、この年輪の部分(木口-こぐち)をみたり
して判断していきます。
とはいえ、市場では何十本、時には何百本の丸太が一つの山でセリに掛けられるので
中にはあまり良くない丸太が混ざっていたりする事もあります。
昔はあまり良くない山の中に良い丸太が混ざっていた事が結構あったみたい
ですが最近はそんな事はまずないですね。
ちょっと長くなってきたので今日のところはこのくらいで。
それでは今日も一日よろしくお願いします。