純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
今日も良い天気です。
さて、うちは天然乾燥をしているので柱には当然背割りと言うものを入れています。
ですが最近は背割りのない柱というものがありまして
世間ではそちらの方が主流なわけです。
高温で一気に乾燥させるので表面は割れのないきれいな顔をしていますが
内部は割れが入っています。
こんな感じです。
さらに脂分がとんでしまうので色・艶がよくありません。
少し分かりにくいかもしれませんが、左側2列は天然乾燥した土台、
中央の3列は人工乾燥させた背割りのない柱です。
天然乾燥の方はヒノキ特有のピンク色があってきれいです。
(影が邪魔ですね写真の撮り方が下手ですいません)
一方、人工乾燥の方はなんとなく茶色っぽい感じです。
実物を見てもらえると違いが一目瞭然なのですが。
売れないから作らない、作らないからものがない。
そのうち背割りを知らない大工さんが出てくるかもしれませんね。
それでは今日も一日よろしくお願いします。