純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
本日とある工務店さんの加工場に配達に行くと珍しく社長さんが。
いつもは現場に出ておられるので中々加工場でお会いする事はないのですが、
今日は加工場で以前納めた祠の材料を刻んでおられました。
そこで、色々とお話を。
少し前に某ハウスメーカーさんの新築工事のお手伝いをされたようで、
とにかく驚きの連続だったようです。
材料はプレカットですべて加工されたものがあるので必要な工具は釘を
打ち付ける機械くらい。(金槌ではありませんよ、エアーで打ち付ける物です。)
材料をはめて釘を打って、材料をはめて釘を打って。
大工の仕事も変わったなあ・・・と仰られていました。
集成材と合板がたくさん使われる家、大工さんが木を見る事もなくなってますね。
そして、残った材料はまだ使えそうなものがいっぱい。
でも産業廃棄物として出してしまうという事でもったいない事だとも。
合板に集成材に外材、薬品だらけの材料を使った家造りはいつまで続くのでしょうか?
食の安全だけでなく住まいの空気の安全についてももう少し話題になれば良いですね。
それでは今日も一日よろしくお願いします。