純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
今日も木のお話を少しばかり。
これ何か分かりますか?
ヒノキの板なのですが何やら白い模様が入っていますね。
これは台風などの強風にあおられて繊維が切れたような状態です。
こちらでは『カゼ』とか『風倒木』とか呼んでいます。
ここまではっきりと入ったものはよく分かりますが、中には小さな線が
少し入っただけで分かりにくいものもあります
皮の付いた丸太を見れば分かるのですが、これも普段丸太を見慣れてないと
見極めるのが非常に難しいのです。
いくら節がなくても『カゼ』だとダメなのです。無節としての価値はないのです。
大自然は過酷ですね。
それでは今日も一日よろしくお願いします。