純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
2月最初の更新となります。
製材して天然乾燥させる際には製品と製品の間に桟(さん)をします。
これは風通しを良くするためです。
本当はフォークリフトの爪が入るくらいの高さの物を使いたいのですが、そうすると
嵩張るのであまり高さのない物を使っています。
山の下の方の製品を見たい時や欲しい時には手作業で上の製品をどかす必要があるので
大変です。
そして写真の中央付近に写っている製品の山と製品の山の間に置くものを
輪木(りんぎ)といいます。(地面と製品の間に敷くものも輪木と言います。)
地面に直に置いて傷が付かないようにしたり、フォークリフトの爪がはいるように
少し高さのあるものを使います。
さて先週の土曜日に某プレカット工場に行った時の事、このようなものがありました。
集成材の輪木です。
よく見ると節のない、造作材として使えるのではないかというような立派なもの。
輪木として売られていたものなのか、端材なのかわかりませんが
何て立派な輪木なんだと軽く衝撃を受けました。
工務店さんなら造作材として使用されるのではないでしょうか。
恐るべし、大企業。
それでは今日も一日よろしくお願いします。