純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
面白い記事を見付けました。
森林ジャーナリストの方の記事です。
『木善説』と『木悪説』
木材には、メリット(調温作用、リラックス効果等)と同時にデメリット(反る、割れる等)
もあるが、実際にはデメリットばかりが強調されている。
そしてその『悪(デメリット)』を克服するために木に塗装したり合成樹脂に
切り換えるような事をしてきた。
でもそういう事が木を殺してきた、木を嫌いな人を作ってきたのではないか
という事です。
で、"なるほどなぁ″って思ったのはその後の『木悪説』に立つのは圧倒的に
木材関係者で、エンドユーザーはほとんど『木善説』だという点。
確かにそうですね。
木を使いたいって思って来られたお客さんに木の良さを説明するよりも
まず、曲がったり、割れたりといった悪い(クレームになりそうな)点を
説明している気がします。
これじゃあ "木を使って欲しくないの″ って思われちゃいますよね。
『木悪説』から『木善説』
意識を変えなければいけませんね。
それでは今日も一日よろしくお願いします。