純国産ヒノキを専門に天然乾燥で製材しています。
今日はバーク(樹皮)について。
うちは帯鋸(おびのこ)送材車に乗せて製材する前に丸太の皮を剥ぎます。
ではその剥いだ皮はどうなるかというと、写真のような箱に入れて保管しておきます。
大型トラック1台分くらいたまったら業者の方に引取に来てもらって
他の製材所に持って行ってもらいます。
そこでこの皮を燃やして乾燥機の燃料になるんですね。
最近では細かく砕いて木質バイオマス発電の燃料として使われてます。
しかしこの木質バイオマス、製材所から出る樹皮とかのこ屑の他、
廃棄される間伐材(かんばつざい)を使ったりする事が本来の目的だったはず。
しかし現実はどうかと言うと、建築用として市場にならべられても
おかしくない様な木も木質バイオマスに使われてしまっているんですよね。
だから市場には丸太が少ない。
土場はガラガラ。
何故か・・・
それは価格が決まっているから。(市にかけて安く競り落とされるよりもマシ)
そして何より手間がかからない。(選別したりする必要がない)
これってどうなんでしょうね?
本当にこんな事で良いんですか~。
それでは今日も一日よろしくお願いします。